家族写真は父の思いを伝える

次男の誕生をきっかけに撮り始めた鈴木家の家族写真。

長男は高校三年生になり、今でも家族写真の撮影は続いている。

子供たちの成長とともに、お父さんの仕事も忙しくなっていく。

今年は海外出張も多く、家族写真のことをすっかり忘れてしまっていた。

だけど、いつも会話の少ない長男がつぶやいた。

「今年は写真撮らないの?」

お父さんはとても嬉しかった。

仕事と受験で忙しい父と息子。

幼い頃のように一緒にいる時間も少なくなってしまったけど、

二人は家族写真で繋がる。

忙しさで大切なことを忘れてしまう時もある。

でもこの家族にとって、

家族写真は父親の思いを息子に伝えていく。

 

___佐々木運真